簡単おやつを作る

2015年6月7日 晴れ 青空が濃く風もさわやか

友人が手作りスコーンを振る舞ってくれた。スコーンといえば最近わたしが大好きなコンビニのソフトクッキーの隣には必ずや置いてあり、5回に1回くらいはクッキーと一緒に買うこともある。それを作ったという。簡単だったという。それならわたしも作ってみようと、材料を買ってレシピを聞いて(レシピを聞く前に材料買ってしまった)、本日挑戦してみた。
料理というのはセンスが必要で、簡単なものを簡単に作れるひととそうでないひとがいる、とは常々思っていることなんだけど、今日はそれを痛感しました。粉とマーガリンをビニール袋に入れて揉むだけ、という単純な作業ができない。ビニールは破れるし、粉は上部から出てきてしまう。用意した牛乳は余る。おいしかろうと混ぜ込んだチョコは、細かく刻みすぎて溶けてしまった。味がわからない。
出来あがったものはまあまあのおいしさで、初めて作ったんだったらこんなもんかなという感じだった。悪くはなかった。おもうに、わたしは出来上がりに完璧を求めるあまり、作る過程を楽しめないんじゃないか。そう、手作りはめんどくさい。材料を買ってきて作る手間と出来上がりのクオリティと後片付けのことを思えば、コンビニで買ってきた方が絶対にマシだ。あ、でも焼き上がりの匂いだけはプライスレスだ。あの匂いは、いい。数年後には、娘の喜ぶ顔もプライスレスとか言えるんだろうか。言えるようになりたいものだ。