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高校生なんてもはや一回り以上年下だ、

2015年6月9日 雨のちくもり 寒い一日だった

近所にある高校に通う生徒たちを、観察してみることがある。通学となるとだいたい決まった時間にやってくるので、顔を覚えやすい。例えば、クロスバイクに乗ってやってくる彼は制服のズボンを膝下までまくっていて、なんだかスケボーで通学するアメリカ人を連想させる。わたしが高校生の時はこんな自転車に乗って通学する人なんていなかった。当時すれ違ったら絶対一目惚れしていたであろう。それから、ママチャリにまたがり背筋を正して自転車を漕ぐ、村役場勤務風の彼は、周囲の高校生が制服を着崩してだらだら歩く中で常に紳士的な身だしなみであり、七三分けの髪型も濃いぶちの眼鏡も足首の見える制服のズボン丈もスマートにキマっていて、そこにポリシーのようなものが感じられて、かっこいい。スマートといえば、それは見事なポニーテールがキリっとした表情にとってもお似合いの女の子は、いつもギリギリになって登校してくる、けど堂々としていて素敵だ。あと今日、歩道の縁石の上で腕を広げバランスを取って歩いてくる女の子がいて、天使のようにかわいいと思った。ひとりでそんなことしてたからちょっとアレな風に見えちゃったのだが、そこんところ天然なのか計算してるのかわからないけどかわいかったからいいのだ。
高校生というだけでみんなかわいく見えており、自分が歳を取ったということをこんなところで実感してしまった。お気に入りの高校生を見つけても、彼女彼らはたった三年でいなくなってしまう。そしてまた新しいのが入ってくる。わたしは地域のおばちゃんとして、その新陳代謝を見守るしかないのだな。なんだか地縛霊みたいだと思った。