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ひたすら直進して、

2015年6月15日 くもりのち晴れ 午後から暑くなる

車で20分の友人の家に遊びに行く。大した距離でもないが普段行くことのないエリア。せっかくだから、随分遠回りして帰った。
目的地へは遠回りで向かうのが好きだ。車にナビは付いていないから、事前に予習した周辺情報と道路案内板を頼りに、なんとなくの土地勘で進む。ちなみに方向音痴のため、北とか西とか言われても、どの方角か分からない(まっすぐとか左とか言ってくれ)。それから道路は常に平行垂直に交わっていると思いこんでいて、道の一本間違ったってヘーキヘーキ次で曲がるから、と突き進んでしまう。まあ間違えたとしたって、県道まで出れば何かしらの標識があるんだし、いざとなったらスマホを見ればいいんだし。そうこうしているうちに目的地に辿り着くのが、快感である。ほらちゃんと着いたではないかと。
夫にこのような遠回りを提案すると「絶対やだ」と言われるので、今日は娘ひとりを後部座席に乗せて探検した。訪れた友人の家から右折で帰宅すべきところをひたすら直進して、田圃を抜け、いくつかの集落を抜けて、初めて見る名前の温泉を通り過ぎた頃、山際の丁字路にぶつかったので、なんとなく右折する。方角的に山があるとは思わなかったし、随分走った気がするし、なによりここにきてのガソリンが残り一目盛りになってしまった。ちょっとずつ不安になってきたところで、ありがたいことに道路案内板を見つけた。わたしの住む市街まで直進15km。たった15km。安堵と、なんだ大して走ってなかったという少々のガッカリを感じながら、大人しく案内に従うことにした。やがて5kmも走ると慣れた景色が見えてきて、今日の探検は幕を閉じたのであった。
帰宅後に今日の走行ルートを調べてみたら本当にムダな遠回りをしていて、ちょっと嬉しかった。