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甲子園日記

2015年8月11日 くもり 湿度が高いよう

目が覚めたら試合が始まっていて、スマホを手繰り寄せて速報を見ると地元の高校が点をリードしているところで、高校生なのにわたしより働いてらあと思いながら洗濯物を干し、ふとテレビを見たら追いつかれそうで、わたしが注目する試合はことごとく負けるんだよな、あんまり気にしないようにしとこ、と思いながら娘に離乳食を与え、いつもはそこで消すテレビも今日は付けっぱなしにし、娘も気にするもんだからテレビを見ないでお口動かしなさいと言い、掃除機をかけ、試合は無事に、地元校の勝利で終わった。
終わった頃に実家から電話がきて、なにかのついでに甲子園勝ったねの話になった。実家にはテレビが2台あり、ひとつは両親の部屋、もうひとつは茶の間にあり、茶の間のテレビはこの時期甲子園ばかりを映している。それ以外の時期は国会中継か大相撲ばかりを映している。実家の茶の間にはエアコンが無く、暑いときは窓を開け放すしかなくて、そうすると近隣の電話の音、テレビの音、犬の声、ピアノの音、尺八の音、などがそれぞれの方向から流れ込んできて、部屋の中心はちゃぶ台の上で渦を巻く。そこにはどこかの家の軒先の、風鈴の音も混じっている。

風鈴や アウトセーフをにぎやかし茶の間の熱を ( よそ )に逃しむ

きょう詠みました。
「短歌の目」に参加してから、月初めはお題の10首のことばかり考えている。なにをするにもお題に関連づけて、なんとか形になる短歌ができないかと悩む日々。育休中では頭を使うことがほとんどないから、そうして頭を悩ませるのが楽しくなっている。今月は投稿してからもその気分が抜けなくて、なにかにつけて「蝉」だの「風鈴」だので一首こしらえようとするわたしがいる。せっかくできたのでここに記しておきます。