夜泣き日記(T_T)

2015年9月13日 雨 人肌恋しい季節になった

ついにこの時が来た。娘の夜泣きがはじまった。寝つきはいいくせに、そのあと2時間おきくらいにフルスロットルで泣きがくる。

それはいつも突然はじまる。目はしっかり閉じて、本人は完全に夢の中にいる。それゆえ声をかけても気づかないし、抱き上げれば全力で拒否するし、かといって布団におろせばあっという間にひっくり返って寝ぼけ眼のまま這いずり回るし、だからわたしはそれを捕まえて抱き上げて拒否されて布団におろして、という、反射式ストーブの上でじっくり炙って反り返ったスルメイカを裏返すにも似た作業を、一晩のうちで何回も繰り返す羽目になった。ストーブ。人肌恋しい季節になった。

夜泣きの理由はいくつかあって、昼間に発散しきれなかったエネルギーを放出しているからとか、あるいは昼間に見聞きしたものの整理が追い付かないからとか、あるいはお腹が張って苦しいからとか。なんでもいいから好きな理由を選んで気が済むまで泣けばいいさと、終盤は無の境地に達することができたので黙って見守っていると、徐々に力尽きてそのうち眠ったので助かった。まあ2時間後にまた復活するんだけども。

そんな調子なのに朝もしっかり早起きするのでえらい。もちろんもう少し眠っていてくれてもよい。その後は朝寝も昼寝もあまりしないのですごい。もちろんもう少し眠ってくれてもよい。