二歳女児に『魔女の宅急便』をみせるべきたった〇つの理由

2017年2月5日(日) 晴れのちくもり 春のような日差しの中でも田んぼの氷は融けないのでした

二歳女児に『魔女の宅急便』をみせるべきたった〇つの理由:「ラジオ」我が家にはラジオがない、ラジオを聴く文化もない。そもそもあまりラジオを聴いて生きてこなかったので必要性は高くないのだけど、自分が選んだのではない言葉や音楽が低く小さく垂れ流されている空間には憧れがある。だから春までに買おうって今決めた。春からは二歳女児も保育園児になる。今より早起きしなければならないわたしの、モチベーションになりえるか?

 

ほらご覧これがラジオだよ、キキも持ってたよね。「喋るねこ」同居のねことよく会話しているから、それが普通だと思ってほしい。「動物がよく出てくる」ねこ、牛、カモメ、カラス、犬。「乗り物がよく出てくる」列車、貨物列車、船、自動車、バス、トラック、自転車、飛行船。色もはっきりしていてきれい。あと箒。「箒にまたがって飛ぶ」。「ワンピースを着ている」突然、ワンピースがどうとか言い出したので、どこで覚えたのかと思ったらこの作品だった。「海が出てくる」。「時計塔が出てくる」時計も出てくる。意識して見ていると何時に届けるとか何時に待ち合わせとかいう会話が結構出てくる。「宅急便のシステム」娘にお届けものを頼めるようになると便利だと思う。「パン屋が出てくる」おソノさんはここでもパンを運ぶ。「絵描きが出てくる」。「ジョンが外に出たがってるからドアを開けてあげる」同居ねこのためにもこれを覚えてくれると助かる。「電話応対を覚える」。「黒は女を美しく見せるのよ」。「濡れたまま寝ると風邪をひく」。「自転車を漕ぐ」三輪車の乗り方が理解できない二歳女児に、こんなふうに乗るんだよと説明できる。「アクションシーンが豊富」空も飛べるから動きが派手。「音楽がいい」オープニングやエンディングはもちろん、劇伴も口ずさんで楽しい。「キキの喜怒哀楽がはっきりしている」わかりやすくていい。

魔女といえども外国が舞台といえども、生活感あふれる画面が楽しいんじゃないかと思う。わたしは誕生日ケーキを受け取るところはいつも涙ぐんじゃうから直視できない。明日ゲオに返してくる。