無題

2019年5月26日(日)晴れ 扇風機出した

仲良くなった同期のmixiミクシィ!)を教えてもらったとき、『趣味:妄想』て書かれてたことがあったっけな。趣味妄想ってけっこう聞くが、どんな妄想ですか。わたしはそれを妄想する。

きょう車のタイヤ交換に行き、スタッドレスから夏タイヤに替えてもらった。待ってる間に店内を眺めていると、小さなガラス細工がいくつか飾られてあることに気づく。「もし、わたしが、受付のスタッフさんと秘密の恋をしていたら…」、友人とちょっとした日帰り旅行に行った先でちょっとしたガラス細工をこっそり購入し、この秘密の恋人に渡す。恋人はひそやかに喜んで、店内のガラス細工にまぎれこませるようにしてわたしのお土産を飾るのだ。そして日々の仕事をこなしつつ、ときおりガラス細工たちのなかからわたしのあげたものを探してください。やがて雪の降る頃わたしはまたタイヤ交換に行く。そこで待たされている間に例のガラス細工をみつけて、「あ、これまだ飾ってくれてたんだ」と思う。「次のシーズンはスタッドレスタイヤの購入を検討してください」と店員は言った。

帰宅してミニトマトを点検する。第一花房には小さな実がふたつ、花がたくさん、第二花房にもいくつか花が咲きはじめていた。順調だが、葉に勢いが感じられずすこし心配だ。ミニトマトは毎年プランターに植えているが、大収穫は最初の年だけで、あとはたいがい枯れてしまった。水のやりすぎが原因だった年と水不足で枯らしてしまった年が交互にある。去年の実績からいくと今年は水のやりすぎでだめにしてしまう年なので、水はあげすぎないように気をつけていた。水やりは土がカラカラに乾いてからで充分、と同僚が教えてくれたので土の状態をチェックしているが、これがなかなかどうして乾かない。毎日こんなに暑いのに!もしかして誰かが勝手に水をかけてくれているのかも、とハッとした。プランターは通りに面した庭先に置いていて、すぐ近くに水道もある。うちの前を通るたびに元気のないミニトマトを目にする通行人が憐れんで、水をかけていくのかもしれない。柵とか立看板(水をあげないでください)とかしたほうがいいのかな、と思ったとき、かくてもあられけるよ、と斉読した高校の授業風景が蘇った。