そうだ スタバ、行こう。

2015年3月17日 晴れ 夜でも暖かい

自宅からほど近いところにわたしの実家があり、さらにその実家の近くには保育所時代からの友人の実家がいくつかある。友人の実家にはヒマを持て余した友人たちが待機していて、ベビーカーを押してそれらの家を順番に回るのが、昨日からのお散歩コースになっている。といっても、一人は出産のため里帰り中の超・妊婦、一人は自在に仕事のシフトを組める在宅ワーカーであり、二人ともわたしの散歩に付き合ってくれるなんてありがたい限りだ。

わたしが出産し実家で養生している間、隣の市に初めてのスタバができた。楽しみにしていたのにすっかり忘れていた。昨日おもむろに思い出し、この友人らに「今度スタバ行こうよ」と提案してみたところ、スタバは通過点であって目的地ではない、と、なんだか哲学的に諭されてしまった。彼女ら結構最近まで都会に住んでいたので、そちらの感覚ではそうなんだろう。わたしだって学生時代は都会にいたんだしそんなのわかってる、つもりでいたけど、そういえば学生でいたときの4年間の、倍にあたる時間を地元で社会人として過ごしていることに気付く。あの頃はすっかり遠くなりにけり。非常に今更ながら、もう学生気分ではいられないし都会人気取りでもいられないのだなぁ、と思った。今更ながら。

もう二週間すると、新入社員がやってくる。今年は育休の身分なので、新入社員の挨拶回りは見られないけど。あっという間にそんな時期だあと思いつつ、超・妊婦の友人が二週間後には無事身二つになることを祈ったのでありました。