プーさん

2015年6月27日 くもりのち雨 肌寒い

先日、くまのプーさん展に行ってきた。

くまのプーさんといえば小さい頃に「プーさんときらきら星」というVHSがあって、妹と繰り返し観ていた。それだけ。プーが出演するほかのアニメは知らないまま、先日行ってきた。

 

展示はとても見ごたえがあって、館内じゅうプーで飾り付けられているし、一緒に写真も撮れるし、グッズもたくさんあるし、娘はほとんど起きていて、楽しかったかどうかはわからないがしっかり鑑賞していた。

作者、挿絵画家、翻訳者、それぞれによって、いま現在のプーがあるのだなあ。子どものぬいぐるみを主人公にした物語がこんなにヒットするあたりはやっぱりアーチストだなあ、けどもしかしてわたしにもできるかもしれない。そのモデルとなったぬいぐるみがありながらこんなにかわいい造形のくまを生み出した挿絵画家こそ功績があるのではないか。そもそも翻訳者がいてこそ日本でプーが読めるってもんよ。など、くまのプーさんが生み出されるまでの展示も大変興味深かった。翻訳者は石井桃子さん。この方の考え方やメッセージがパネルで説明されていたのだけど、すごく共感できた、けど忘れてしまったので、そのうち調べることにする。

それからディズニー。展示では何箇所かでアニメの一部を流していたが、キャラクターの動きのなめらかさというか、わたしが見てきたディズニーアニメ(おもに人間が動く)特有の動作が動物でもしっかり感じられて、さすがだとおもいました。

 

わたしはプーのことをほとんど知らぬまま行ったわけだけど、同行した友人たちはそれなりにファンだらしく、展示を見ながらこのアニメはどうだ、この橋はこうだと盛り上がっている。それがちょっとうらやましかったので、娘には古典といわれるような児童文学は一通り触れさせてやりたいなと思った。あらすじは結構クレイジーで、物語の文章も声に出して読みやすそうと思ったので、ぜひ読み聞かせなどしてみたい。