無題

最近の生活といったら!家は散らかっているし、職場は悪口ばかりだし、自分が嫌われていないか気になる自分ホントヤダ。生活、というよりこれは人生みたいな規模の大きなうねりの中にある濁りのような気がしてきて、どこかで一旦リセットしたいなとおもいはじめている。えーどうする仕事やめちゃう??潰しのきくギョーカイではないが、40歳過ぎてからはじめての転職してウチで事務してる女のひといるよ、という友人の言葉がどこか御守みたいになっている。

とりあえずの気分転換として、少しでも他人と関わろう、というのを年明けから意識している。他人というか友人・知人なんだけど、「うち来てお茶しない?」みたいなお誘いを断らないだとか、サシ飲みに誘ってみるだとか。「お茶しない?」はたかが2時間ほどの逢瀬に準備とか気遣いめんどくさ、と思っていたのだけど、ちゃんと考えて準備して当日を迎えたら楽しかったしちゃんと気分転換になった。ありがたかった。

サシ飲み、職場の人をひとり誘って行ってきた。めっちゃ意外そうだったけどちゃんと来てくれて嬉しかった。せっかく来てくれたのだしこの人に愚痴ばっか聞かせちゃ悪いだろうな…と思いながら向かったが、会ってみたら相手のほうからたくさん愚痴がでてきて、やっぱりわたしは聞く側だった。そのほうが楽だ。しょせんわたしはうまく愚痴を言えないやつだ。言おうとすると"罪を犯したことのない者が最初の石を投げなさい"が出てきてしまって、結局舌打ちするだけだ。舌打ちだけがうまくなってしまった。入った居酒屋の焼き鳥がどれも美味しかっただけでも、行ってよかった。

鱈を食べたら

2020年1月24日(金)雨

地元の漁港から週に二回ほど魚屋がやってくる。軽トラの荷台を保冷庫に改造して、その日水揚げされた魚を積んで実家の周辺地域をまわる。実家の玄関前には少しスペースがあって、魚屋はそこに車を停めると向こう三軒両隣に「おはようさーん」と声をかけて歩く。すると近所のババたちがゾロゾロ集まってきて、井戸端会議などしながら魚屋のすすめるものを買っていく。保冷庫は横の部分が作業台のようになっていて、魚屋は客が買った魚を食べやすように仕分けてから売ってくれる。天気が悪くてよい魚が水揚げされなかったときは、冷凍牛丼や冷凍エビフライなどを持ってくる。すると母親はそれを買っておいて、実家に顔を出したわたしにもたせてくれるのでありがたい(うまい)。

今日は魚屋が鱈を売りにきたので鱈汁にします、と連絡があって、実家に寄ると大鍋いっぱいの鱈汁が出来上がっていた。「うちだって二人暮らしになったのにこんなに鱈があってどうしましょ」と言いながら母は、小鍋たっぷりのおすそ分けを持たせてくれた。たぷんたぷんいわせながら帰った。「近所中が鱈を買ったのにみなキモの部分はいらないというからうちで全部もらった。だけどあたしも年であんまりコッテリしたもんは食べられないから、あんたんとこでもらっておくれ」そう言ってキモの部分をしこたま入れてくれたので、夫と二人でうまいうまい言いながら食べた。娘はあんまり好きじゃないみたいだった。わたしは小さい頃からキモが好きだったと思う。白子も好きだ。ほかに胃袋とかも入っていて、噛むといつまでも弾力があるので『ガム』と呼んでいた。「今日は胃袋ないみたいだった」と母は言った。白子もももちろんない。

今年は全然雪が降らないし寒くもないし、あまり鱈汁って気がしないなあ、と思っていたが、食べてみるとそうでもなかったことに気づいた。

初初売り

2020年1月3日(金)雨

お年玉のうち100円玉10枚を財布(これは忘年会の景品でもらったやつ)に入れてバースデイに行った。マフラーとガムを手にしたが、ガムを買うと予算オーバーなので低価格のラムネ菓子を選びなおす。自分でレジに持っていって、「970円です」、トレイに財布の中身全部をぶちまけた。レジのお姉さんは100円玉を10枚数えてから30円のお釣りとレシートをくれた。受け取って、レジから少し離れたところで10円玉を財布に入れる。レシートも半分の半分にたたんでから財布にしまった。車に戻ってからマフラーのタグを外して首に巻いた。マフラーはやさしく首を包み込んで、気づけば眠ってしまいそうだった。

大晦日前前夜

おら明日も仕事だ。明後日は朝のうちに夫の実家に向けて出発するだ。だから我が家には大晦日の大掃除が存在しない。大晦日に大掃除する時間が存在しない。そのことに気づいたのはここ数年のこと。遅いよね、結婚して10年になるのに、わたしたち。それで今月に入ってから、計画的に土日を掃除に費やしてきた。わたしと夫とときには子まで、みなでがんばった。ワンチームだ。家を建てたのが7年前で、以来はじめて掃除したところもある。汚かった。幾つかの洗剤を使って、幾つもの雑巾が消え去った。そんな大掃除も残すところ冷蔵庫のみとなった。ここもなかなか手強いが、扉を締めれば中身は見えないので正直年明けでもいいかなと思いはじめている(もう疲れた)。

無題

2019年12月9日(月)晴れ

めっちゃ相性の悪い地域があって、どんなに地図を確認しても必ず迷うし、行きと帰りで必ず違う道を通っちゃう。今日の夕方その地域のお客さんに届け物があったので、事前に地図を確認したうえナビもセットして向かった。で、客先には無事についたのだけど、帰り道をセットしなかったばっかりに迷いに迷って土手の草むらの中の廃墟みたいな場所に辿り着いちまってめっちゃ焦った。その廃墟の前までは舗装された道路が、その先は砂利道が田んぼの中を遠くまで続いていた。奇しくも黄昏時、ふと時計を見ると4時44分ではないですか。車内で思わず独り言が出た。「や〜んこわーい」。来た道を引き返す、と強く念じてハンドルを握るうち、当初迷い込んだと全然違う場所から戻ってくることができた。深く考えずに事務所に帰った。

ABCの海岸で、

2019年12月4日(水)暴雨暴風

子におうたを教えていたのだが、夫婦出身が違うと歌いまわしも違うのだ、「かにからきんたまはさまれた」と「かにちんぽこはさまれた」で意見が割れた。わたしは前者で夫は後者。

わたしは「かにからきんたま」だと語呂がいいのだと主張した。夫の歌い方では「かーにーちんぽこ」と歌う必要があり、間延びして聞こえてしまう。くわえて「ちんぽこ」のくだりも「ぽ」のあたりで緊張感が緩んでしまうように感じられる。それにちんぽこをはさまれるよりもきんたまをはさまれたほうが絵的にオイシイのではなかろうかと。

しかし夫は落ち着き払って、後半に「はなすもんかソーセージ」のくだりがでてくるからちんぽこのほうがつじつまが合うのだと言った。わたしはなるほどなあと思いました。

無題

2019年9月27日(金)派手に晴れ

ツイッターで地元のこと検索していたらゴールデンウィークの画像投稿で「こちらの駐車場にはまだ雪の山が残っています」というのがあった。5月なんて暑い日は夏日にもなるというのに、ショッピングモールの排雪場とか、山際の集落とか、そういやまだ雪が残ってたんだっけな。投稿を見た瞬間、雪解けがはじまる3月頃からゴールデンウィーク頃にかけての春の雰囲気をワッと思い出してもう春が懐かしい。

懐かしい気持ちが一瞬で駆け抜けていき、えっ今のなに?となった。再現しようともう一度ツイッターの画像に目を向けても、春の気配を感じることはなかった。

彼岸を過ぎて、いよいよ夜が昼よりも長くなる。この季節の夕暮れが苦手だ。冬の暗さが待ち遠しい。