短歌 メモ

2019年1月14日(月)晴れ 穏やかな

先日、オンラインの歌会に見学で参加しました。今回からは自分の読みを自分の言葉で発言できるようになろうと、いちおうはそういう心構えでのぞんだのでした。

 

自分の短歌の読み方としては、一読あるいは反芻してまずは自分なりの情景を展開し、そこにわたし個人がもっている情報、印象を投影する。わたしはこの投影のタイミングが早いのだろう、というかそれ必要?「わたしが納得できる」情景の完成をもとめるあまり、歌そのものがもっている情報を見逃してしまう、あるいは故意に見逃す。他の方の評を聞いていると「この文法だとこの読みも考えられる」「この読みだとこの語の選び方はどうなのか」というのが結構出てきて、なるほどなるほどたしかにたしかにーとそこで気づくんでした。指摘によってさらに良い歌に思えることが多いので、独りよがりな読みはもったいないです。冷静になれ!

わたし個人が持っている情報や印象というのもだいぶ信用ならないもんだないうのも気づきのひとつで、たとえばあるモチーフについて、ちょうどさっきまで読んでたマンガにでてきたとか今日それ夕飯に出たけどおいしかったとか、そういう自分の中では納得して得たイメージでも、他人はその経験がないわけだし、なんなら自分自身だって今日の夕飯に別のもの食べていたら違う感想なのかもよ、ということを、歌を読むときには忘れないようにしたい。

 

じぶんは歌を読むときにイメージ拡げすぎるきらいがあるなと気付いてから、まずは文字のとおりに読もうかと思いつつ、他の方の評を聞くのがすごく勉強、刺激になる。


だけど自分でイメージを拡げたあとで、飛ばし読みしてしまった魅力に徐々に気付いていくのも楽しいんだよなー。