日記

2020年11月22日(日)晴れのち雨

ピアノの発表会の夢を見た。みんな一生懸命練習してきた大曲を弾く。わたしが弾くのはバッハの教則本の最初に出てくるやつで、しかも全然練習してないのでてんで指が回らないのだった。めちゃくちゃ焦った。

今日はトイレ掃除に精を出した。トイレタンクの手洗い部分の蛇口をメラミンスポンジでぴかぴかにした。最近置いた「ブルーレットおくだけ ラベンダーの香り」からいい感じの匂いが漂ってきて、それ嗅ぎながら綺麗になりゆく蛇口を見るのは幸せだった。わたしが初めて「ブルーレットおくだけ」を認識したのはピアノの先生の家のトイレだったなとメラミンスポンジを動かしながら思った。あのトイレの匂いを再現したくて「ブルーレットおくだけ ラベンダーの香り」を求めたのだった。今日見た夢を思い出した。先ごろまでは「液体ブルーレットおくだけ」シリーズをとっかえひっかえしていたのだが、鼻が慣れてくるとどうも化学的な匂い物質のニオイしか嗅ぎ取れなくなってしまい、それがつわりの嗅覚に合わなくて no good になってしまった。「ブルーレットおくだけ ラベンダーの香り」はやさし〜い香りなので使い続けられます。リビングで流していたラジオからは絢香さんの三日月が流れていた。「絢香の三日月みたいな関係になりたい」って理由でカレシに振られて泣いていた友人のことを思い出した。聞いたわたしはなんじゃそりゃと思ったもんだったが、友人だってほとぼりが冷めたころに絶対そう思ったに違いない。トイレに行くたびにぴかぴかの蛇口を見るのはいい気分だ。