日記

2021年2月7日(日)あめ

万年筆やインクなどを、子が母の日にくれた牛乳パックの筆立てにまとめて入れてあって、それが棚の隅に置いてあって、ひょいと持ち上げたらインクが付いていたのでハテナ?と思いながらインク壺を取り出したら子がすかさず「ごめんそれ昨日落としちゃって、」と言った。え?と思った瞬間にインク壺がパカッと割れて、中のインクがすべてぶちまけられた。え?と思った瞬間にパカッと割れて中身がぶちまけられた一連が、デスゲーム系漫画の広告の導入部分のようで、見事であった。インクのほとんどはわたしのマタニティパジャマの腹の部分に染み込み、残りは床におちたので家具は無事だった。インクの色が赤じゃなくてよかった、と三回くらい口にした。

わたしと夫が大変だ大変だと言いながら床を拭きはじめたので子も雑巾を持ってきて掃除に参戦した。一生懸命に床を拭いたあと、その三倍くらいの時間をかけて洗面所で雑巾を洗っていた。洗面ボウルいっぱいにお湯を溜めて泡だらけで雑巾を洗う姿はなんだかアライグマみたいでかわいかった。