娯楽目的でイオンに行く

2021年12月12日(日)雨

娯楽目的でイオンに行く。子と映画を観て、フードコートでアイスを食べ、ゲーセンで遊んだ。太鼓の達人、すでに3人ほど並んでいて、すぐに順番が来るだろうと列に加わったがその待ち時間の長いこと。ひとり10分くらいかかる。100円で3曲できるの知らなかった。しばらくすると子は飽きて、やっぱり他のに並ぶよう、と言ったが、まあまあと宥めながら待った。わたしたちの前には男性がひとりで並んでいて、もしやと思ったらガチの方だった。必要最小限の力で繰り出される決して間違いのない華麗なバチさばきは当然の如くフルコンボだドン、知らない曲ばかりなのに一曲終わるごとに拍手したくなりました。子も憧れのまなざしで見つめていた。そうして回ってきたわたしたちの番、コインを入れるところから曲の選択まで一切を子がやりたいと言うのだが、彼女は太鼓の達人の操作方法がよくわからないのであった。でもわたしが代わりに選ぶのは嫌だという。結局全然知らない曲を選択し、叩き方もよくわからなくて、リズムも合わせられなくて、散々な結果だった。それで面白くなかったんだろうね、のこり2曲をプレイせずに、太鼓の達人の前からぷいといなくなってしまった。わたしは次に待っていた女の子に、あと2曲分残ってるから代わりにプレイしてくれる?、と順番を譲って、子を追いかけた。悔しかったんだろうな、と思った。直前の男性はともかく、その前に遊んでいた同年代の子たちもそれなりに楽しそうにプレイしていて、自分も同じようにできると思っていたけどいざ挑戦してみたら思い通りにはいかなかった。おまけに自分の後ろにも順番待ちの子どもらが並んでて、自分のプレイを見られてると思ったら、続けられなくなっちゃったんだろうな…、と。せっかく待ち続けたのにこんな想いしてかわいそうだのう、と思った。娯楽目的でイオンに行くの、わたしは好きじゃないからあまり連れてきたことなかったんだけど、だからゲーセンでの遊び方もよくわからなくて、つまんない思いさせちゃってごめんね、と思った。

子はもう二度と太鼓の達人やらねえと言っていたが、家に帰ってからノートに太鼓やキャラクターの絵を描いてなにやら楽しんでいた。あのガチ勢のプレイを見ることができてよかったな。