2022年のはじめに

2022年1月5日(水)晴れときどき雪

新年あけましておめでとうございます。

年末からすでに幾度もの寒波に襲われ、庭には雪山がふたつとかまくらがひとつできた。ソリ滑りの雪山にかまくら掘ったら一石二鳥じゃね?って雪山を掘ってかまくらを作り中に入って記念撮影してから揚々とソリを掲げ雪山に足をかけたところでかまくらが崩壊し、長靴と雪ズボンの隙間から雪が大量に入ってきて足が濡れるのをずっと昔から毎年のように繰り返してはそれが楽しくて笑っている。自分か娘かという違いはあっても。

今日は晴れていたので初詣に行っておみくじをひいた。大吉だった。嬉しいこと言ってくれるじゃないのというコメントで気分がよかった。

 

今年の目標

一、家計簿をつける

随分前から家計簿アプリに課金までしているのに、全然活用していない。今年はレシートをマメに転記したい。ただし節約のことはあまり考えない。レシートを転記する、それだけだ。それだけのことなのに、今朝、(今年はカバンも財布もきれいに使おう♪)と思ってレシートすべて捨ててしまった。明日からする。

 

二、100日間自撮りする

自撮り慣れてないけど、100日間続けるといいことばかりだったという記事を以前読んだのでやってみたい。自撮りしているところを家の者に見られると恥ずかしいので、おのおの学校や仕事が始まったらひとりでこっそりはじめる予定。

 

三、今日の良かったことを記録する

ピクミンブルームをやっていて、毎晩今日の振り返りがある。メモ欄に、今日の良かったことを記録して癒しにする。「おもいっきりダラダラした」「リビングをもようがえした」「ゆかをみずぶきしたのでスッキリした」かんじをつかわないといやしこうかもあっぷするよう。

 

四、大河ドラマを観る

今年の大河ドラマはわたしが好きな時代のとこなので、盛りあがって観たい。大河ドラマを追うのは20年ぶりくらいかも。そもそもドラマを観ない人間だが、去年「おかえりモネ」を完走して自信がついたので今年は大河に挑戦する。あわせてTVアニメ「平家物語」も観たいのだけど、これは観れるかどうか。

 

今年やりたいこと

一、コスメカウンターでBAさんからファンデーションを選んでもらう

育休に入ってから気持ちが安らかになったので、すこし身ぎれいにしてみようと思った去年だった。美容垢もちょっと見た。妹と、化粧品の話もよくした(しただけ)。やっぱり一度はプロに見てもらいたいよねとなって、コスメカウンターに憧れがある。

 

二、ビルトインタイプの食洗機をつける

共働きで子ども二人いるんだから食洗機を買ってもいいのでは?という思考に突然なった。ビルトインタイプがいい。するとキッチンをリフォームすることになってしまう。10年前に家を建ててもうリフォームするって早いと思わない?、と妹に相談したら、残りの人生のほうが長いんだからやるならとっととやったほうがいい、と返ってきて弾みがついている。

 

今年もよろしくお願いします。

娯楽目的でイオンに行く

2021年12月12日(日)雨

娯楽目的でイオンに行く。子と映画を観て、フードコートでアイスを食べ、ゲーセンで遊んだ。太鼓の達人、すでに3人ほど並んでいて、すぐに順番が来るだろうと列に加わったがその待ち時間の長いこと。ひとり10分くらいかかる。100円で3曲できるの知らなかった。しばらくすると子は飽きて、やっぱり他のに並ぶよう、と言ったが、まあまあと宥めながら待った。わたしたちの前には男性がひとりで並んでいて、もしやと思ったらガチの方だった。必要最小限の力で繰り出される決して間違いのない華麗なバチさばきは当然の如くフルコンボだドン、知らない曲ばかりなのに一曲終わるごとに拍手したくなりました。子も憧れのまなざしで見つめていた。そうして回ってきたわたしたちの番、コインを入れるところから曲の選択まで一切を子がやりたいと言うのだが、彼女は太鼓の達人の操作方法がよくわからないのであった。でもわたしが代わりに選ぶのは嫌だという。結局全然知らない曲を選択し、叩き方もよくわからなくて、リズムも合わせられなくて、散々な結果だった。それで面白くなかったんだろうね、のこり2曲をプレイせずに、太鼓の達人の前からぷいといなくなってしまった。わたしは次に待っていた女の子に、あと2曲分残ってるから代わりにプレイしてくれる?、と順番を譲って、子を追いかけた。悔しかったんだろうな、と思った。直前の男性はともかく、その前に遊んでいた同年代の子たちもそれなりに楽しそうにプレイしていて、自分も同じようにできると思っていたけどいざ挑戦してみたら思い通りにはいかなかった。おまけに自分の後ろにも順番待ちの子どもらが並んでて、自分のプレイを見られてると思ったら、続けられなくなっちゃったんだろうな…、と。せっかく待ち続けたのにこんな想いしてかわいそうだのう、と思った。娯楽目的でイオンに行くの、わたしは好きじゃないからあまり連れてきたことなかったんだけど、だからゲーセンでの遊び方もよくわからなくて、つまんない思いさせちゃってごめんね、と思った。

子はもう二度と太鼓の達人やらねえと言っていたが、家に帰ってからノートに太鼓やキャラクターの絵を描いてなにやら楽しんでいた。あのガチ勢のプレイを見ることができてよかったな。

さよなら小春日和ちゃん

2021年11月8日(月)大晴れ

週明けから天気は崩れるでしょう、と天気予報が言っていたので今日は雨降りかと思っていたが大晴れだった。ここではないもっと都会の、人が多くいる場所の天気予報のようだった。雨のつもりだったから完全に出遅れたが、とりあえず窓を開けて洗濯物を外に干した。先週風邪をひいて二日間学校を休んだ子は元気に登校してゆき、赤は朝寝の真っ最中だ。近所の住民はみな仕事に行った。晴れてよく乾いた日に家にいて洗面台を磨いているのがここらでは自分ひとりだということがとても気持ちよかった。開いた窓から感じる風は春の陽気だった。春、4月15日、朝晩はまだ冷えるものの急に陽射しが暑く感じられていっとき初夏のようになるあのころ。いまがほんとの初夏だったらよかったのに、しかし残念ながら季節はこれから冬至に向かうのだった。ちょうど昨日立冬だったな。

今日みたいな陽気の日、まるで妻子ある男の人と逢っているかのようだ、と風呂を掃除しながら思った。このあとやってくる暗くて長い冬の日々のあいだ彼の気まぐれで何回逢うことができるだろう?、など。常日頃から「恋愛」ジャンルに興味を持つことなく生活しているくせにこんなとき安易に安直な物語を連想してしまいひとり恥ずかしかった。浴室に水をまいて泡を流した。

しかしですよ、こんな初夏みたいな陽気に静かな家の中で自分勝手に掃除洗濯すること、この先の人生の中でもう二度とないかもしれないと思うと切なくなってしまう。もうすぐ冬がきて、外に洗濯物を干せなくなるだろう。春になる前に育休が終わって、平日は会社に行かなければならない。休日は子らももちろん学校が休みだから、家にいるとうるせーし、有給使って平日休んだとしてもこんな満ち足りた気持ちで掃除洗濯することはないだろうなぁ。職場復帰して産休・育休だった日々を思い出すとき、今日の気持ちも忘れないようにしとこうと思った。

本日の料理(根性なし)

2021年10月6日(水)雨のちくもり 肌寒い一日

スーパーの豚汁セット(ゴボウ、こんにゃく、人参、大根が下茹でしてある)にだしの素と豚バラとネギを入れて煮、味噌を溶いてつくる豚汁がおいしすぎて最近はまっている。具だくさんで野菜もとれる。これと米と惣菜で、わりと満ち足りたよるめしになる。胃袋にクリティカルヒットするよるめしは腹いっぱい食べてもまだ食欲が湧いてくるというか食べても食べてもお腹がへるぅ〜状態になるのだが、この豚汁を食べると毎回簡単にそうなるのでこれは本物だと思う。豚バラの脂身が、ネギのかおりが、ゴボウが、味の染みた大根が、ほんとにおいしい。定食屋の豚汁の味がある。自分で材料を揃えてもこうはならない。もちろん翌日食べるぶんもある。翌日のほうがおいしい。

 

料理が苦手で、しかしがんばって離乳食を作っている。生後6ヶ月の離乳食、裏ごし器を使って一生懸命手を動かして食材をなめらかに(“ポタージュ状”に!)していたが、めったに使わない調理家電「ミキサー」に離乳食モードがあると気づいて嬉しかったが悲しかった。娘の離乳食のときからせっせと手を動かしていたのはなんだったの?!もっと早くに気づいていれば……。しかし生後7ヶ月の離乳食は食材をなめらかにする必要はなく、ミキサーの離乳食モードは一度使っただけで終わった。今日も今日とて手を動かして、食材をみじん切りにしまくった。もしかして説明書をよく読めば、ミキサーにみじん切りモードがあるのかもしれないね。

炊飯器でお粥を炊こうとして、「全粥」「五分粥」目盛りでまよう。「全粥」は米1に対して水5、「五分粥」は米1に対して水10、でくじけた。「五分粥は十倍粥ともいう」。はあ???炊けたお粥がこれまた多すぎて、保存容器のことを考えていなかった自分に失望した。

2つある鍋のうちのひとつで人参、玉ねぎ、ピーマンを茹でた。その間電子レンジでトマトの湯むきに挑戦したがうまくいかず、実のほとんどが皮にくっついたままどうにもならずに三角コーナーに捨てられていった。いっこのトマトから赤子の離乳食一回分の実しか採れなかった。非常に無念。もうひとつの鍋には昨日の豚汁が入っていた。

朝顔、セミ、

2021年9月2日(木)晴れ 秋の晴れ

朝顔

子が夏休み前に学校から持ち帰った朝顔は、それから毎日よく咲いた。咲いた花の数だけ色をぬる宿題があり、毎日10個近くも咲くので塗るのが面倒くさいと発狂していた。夏休みが終わってみれば花の数は180個を超えていた。おともだちの朝顔はどうだったと聞くと70とか80だったというので、これはもう子の優勝でしょうという誇らしい気持ちがあり、けれどこれはわたしのがんばりではなく、子の努力の成果でもなく、ただアタリの朝顔だったという事実がかなしかった日もあった。

夏休みが終わって朝顔の鉢を学校に戻す前にこっそり種を採った。茶色くなった実から種を取り出し、数えて、お気に入りのケースに入れ、ケースのフタをマスキングテープで留めてぬいぐるみに見張らせていた。

 

セミ

今年の夏はよく玄関にセミが落ちていた。「足が開いてるのがまだ生きてるやつで、閉じてるのがもう死んだやつ」と子が言うのでよく見ると足が開いていて、それならば助けてやろうと手を差し伸べた。玄関の中からいちばん細い傘を持ってきて差し伸べた。セミが弱々しくそれを掴んだのでそっと庭先の日陰に運んでやると、それまで半分死んでいたようなやつが急にジジジと飛び立って、玄関の真上にあるベランダの壁にぶつかって落ちる音がした。あーあと思い見にいくと、昨日一匹だったベランダのセミが二匹になっていた。そのようにしてベランダのセミはよん匹まで増えた。ある日曜日の朝、とても早い時間に、開いたベランダの窓の向こうに生き物の気配を感じた。警戒し、まだ寝ている夫を起こしてそっとカーテンから覗くと、カラスが来てセミを食っていた。カラスは我々に気づくとどこかへ飛んでいき、ベランダには食われたセミの羽根だけが残った。その後わりとたくさんの雨が降り、ベランダのセミはみんななくなってしまった。

日記

2021年8月26日(木) くもり

学童に子を迎えに行ったらその玄関先にまるで狛犬のように二人の女の子が立っていた。こんにちはと挨拶すると片方が「誰のお母さん?」と尋ねるので、(子の名前)のお母さんだよ、と答える。学童わりとアットホームな雰囲気で、このように答えると大抵の子は中に入って先生に教えてくれたり、子を連れてきてくれたりするのだけど、今日の女の子は「その子一年生でしょう、知ってるよ」と言っただけで終わった。それじゃあと玄関に入ろうとすると、今度はもうひとりの方が玄関脇の植え込みから花を摘み取り、「この花の蜜、あんまり美味しくないよ」と言いながらわたしに渡してきた。ああ、今コロナが流行ってなければなぁ、ごちそうになるのになあ!と思いつつ、その花をありがたく頂戴し、植え込みの根本にそっと置いた。そういえばこの子たちと春にもお話したことあったかもしれない。あのとき学童の玄関の脇には、別の蜜滴る花が咲いていて、その蜜を舐める舐めないでやり取りがあったんだった気がする。それから二人は今日までにあらゆる花の蜜を味わって確かめてるんだとしたらどうだろう、ちょっと面白いとおもった。

掃除日記(終)

2021年6月28日(月)晴れ 暑い日だった

4.5帖の散らかり部屋の掃除に手をつけて、そのままフィニッシュした。散らかり部屋になにがあったかって、本と漫画と、洋服と、筋トレグッズと粗大ごみ。ほこり。物品のほとんどは先日片付けた6帖の部屋に運んだ。今回はあかを預けずあやしながらがんばった。一人でよくやったと思います。最後に愛機ブラーバジェットが床を吹き上げる様を眺めるのは最高に気分がよかった。掃除する前は大型のラックにふさがれて開閉できなかった北向きの窓からきもちのよい涼しい風がふいてきて、ああこの部屋を片付けて良かったと心から思った。夏、家のなかが暑いと感じたら、あかと一緒にこの部屋に来ようじゃないか。10年後にはあかにこの部屋を使わせよう。それまでは物置として使わせておくれ。